武雄市の反転授業に関する個人的考察

NHKニュース9で大々的に取り上げられた武雄市の反転授業。
NHKにニュース動画があるのかな,と思いきやない。あれれ?
と言うわけで,Yahoo! Newsのリンクを貼っておきます。
「反転授業」で学習が変わる 佐賀・武雄市の小学校が試行
と言うわけで,教育関係者の端くれとして思ったことを綴っていきます。
(注)あくまで個人的考察です。

反転授業ってただの予習でしょ。

「反転授業」って聞こえはいいですが,結局のところ「予習しなさい。そして演習します。」と言うオチじゃないか,そう思うのです。
私がニュース9で見た限りでは,そうとしか思えませんでした。(タブレットについては後述)
方法論としてはアリだとは思います。授業の質を向上させる方法論としては。また,家庭学習の習慣づけにも。
ただ,「反転授業」だか「flipped classroom」だかで,いかにも見た目を良くしよう,なんていうせこさを感じてしまいます。
また,初等・中等教育において,予習重視の授業展開,生徒同士での勉強は果たして有効なものなのか?その点に対して疑問を感じます。
初等・中等教育は,方法論とか型を学ぶことが中心なので,授業において効率よく習得し,予習より復習を重視させるべきではないか,と思うのです。
落ちこぼれてしまう生徒の対策はどうするのでしょうか?凄く気になります。生徒間の教え合いで解決ですか?
ただ演習授業になると,当然反転授業の方法論は,授業の一つの手段としてアリだとは思います。

反転授業にタブレットは必要なのか?

反転授業は動画を用いて予習していきますが,疑問点がありまして。
「反転授業にタブレットは必要なのか?」
私は必要ないと思うのです。
自宅でタブレットで遊んでしまう問題は出て来ると思うのです。最悪ゲーム依存症に陥る可能性も。
私自身高校で教えておりますが,今の高校生を見ていると,そうなる可能性は十分にあると感じてしまいます。
こうなると,家庭での会話もなくなり,家庭が不幸せになってしまうのでは,と危惧します。
タブレットは便利なものではありますが,危険性もはらんでいることも忘れてはならないと思います。
個人的にはポータブル動画プレイヤーでいいのではないか,と思うのです。動画閲覧の機能だけで十分だと思います。

教員側としての問題

この反転授業の奥底には,教員の専門性の低下が原因としてこの教育方法が出て来たのではないか,と思うのです。
各々の教員が教科に対しての専門性を上げることこそ最も重要なことではないのか,そう思います。
その専門性をもって,生徒・児童に質の高い教育を提供することが重要なのではないか,と思うのです。
うん,自分ももっと勉強しなくてはならないな,とこのニュースを見て強く思いました。

おまけ

ホントうっすいニュースだなと思い辟易していたら,京都嵐山の紅葉のニュースが。
井上あさひアナの着物姿がとっても美しかったです。癒やされました。
だけど私はテレビ東京の森本智子アナの方が好きなんだな,と再認識。
森本智子アナの着物姿,見たいものです。

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