演劇集団RE 第4回公演『オリオン座最終興行』【鑑賞記】

鑑賞記
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昨日,演劇集団RE 第4回公演『オリオン座最終興行』を観劇してまいりましたので,感想を書いていきたいと思います。
『オリオン座最終興行』 | 演劇集団RE [演劇公演紹介] 演劇、ミュージカル等のクチコミ・チケット情報ポータル★CoRich 舞台芸術!演劇集団RE 第4回公演『オリオン座最終興行』
 
 

自分が思っていた演劇の世界感を変えてくれた

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こんな感じの小劇場で,始まりを楽しみにしていたら,いつの間にかスタートしていたオープニング。
「ああ,こんな始まり方があるんだ」と思いながら,このお芝居の世界に容易に入っていけました。
で,上の写真なんですが,前列に座っていた方が役者さんだったとはこれまたビックリ。
「こんな舞台の使い方もあるんだ」とこれまたビックリ。
映画館の最終興行がテーマだったので,客席後ろを映写室と見立てたり,客席袖を使って舞台を大きく使う(というより,「ここも舞台になるんだよ」というメッセージ)のも,演劇部初心者顧問(そろそろマークを外さなくてはならない…)の私には凄く新鮮でした。
まあ,吹奏楽も客席を使う手法はありますが,演劇でこういう使い方は新鮮でした。

中身について

中身もとても面白く,「あ,この伏線どうなるんだろう?」というところもしっかり回収されており,「ああ,なるほどね」という感じで楽しんでいるうちに終わっちゃった,って感じでした。
1時間強のお芝居でしたが,時間が経つのはあっという間で,「こういうお芝居をたくさん観て,勉強していけばいいんだな。」という思いが強くなりました。

舞台美術について

写真を見るとおり舞台セットはほとんどなく,「セットが無くてもお芝居は出来るものだ」という感覚を付けることが出来たのも大きかったです。
演劇の本来のあり方は,人間の表現だけで,あたかもその場所を想像出来るような表現をすることなんだろうなと思います。
セットに依存することは,それを放棄することなので,演技力が多少無くても表現出来ると言うことですよね。
この公演を観劇して,そんな印象を持ちました。

まとめ

いいお芝居をたくさん観ることが,演劇に携わる人にとっての1番の勉強であると,この公演を通じて強く感じました。
色々なお芝居を積極的に観劇しようかと思います。

おまけ

地鶏のたたき
ぢどり – 琴似(JR)/居酒屋 [食べログ]とっても美味しかったです。

公演後,帰りのバスまでの時間があったので,同僚の「ラーメンがうまいよ」との薦めもあり「ぢどり」で晩ご飯にしました。
「ぢどり」の薩摩地鶏のたたき,とっても美味しかったです。

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