【進路本レビュー】時間と学費をムダにしない大学選び2012(光文社)

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お久しぶりです。on-chanです。
進路関係のネタも積極的に書こうと思い,今回は進路本レビューをしてみようと書くこととしました。
今回は,4月14日に発売した『時間と学費をムダにしない大学選び2012』(光文社)

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『就活のバカヤロー』の著者石渡嶺司(@ishiwatarireiji)氏と日本全国778大学を完全制覇した山内太地(@yamauchitaiji)氏の共著で,このシリーズも4年目になります。
私自身,昨年度初めて読み(前勤務校の図書館にリクエスト→読破),これは手元にほしいと思い,今年は自費で購入しました。
(良い点)
・各分野の一口情報において,「この大学のこういう所を知りたい」中身が収録されており,大学比較する上では有用である。
・最後の進路未定・お金がないの部分の出来が良い。「お金がない」は保護者にも読んで欲しい。
・毎年新しくなっているコラムも,受験生には入れてほしい知識。
・触れておきたい漫画・雑誌・書籍は賛否両論あるだろうが,私はいいなと思う。
(悪い点)
・これは紙面の問題だが,できるだけ多くの大学・学部・学科を紹介しようとしているので,1つ1つの内容は薄い。もっと深く調べたいのなら自分で調べよ,という無言のサインを感じる。(この考え方は私は好き)
・大学選び本の中では超個性的な書籍なので,合う合わないがはっきりする。ダメな子は徹底的にダメ。
・実は進路指導部教員向けの書籍では,と最近思う・・・
(補足)
大学案内と合わせて読んで欲しい書籍です。あくまでも,一部の情報しか載っていませんので。ただ,その一部の情報はすごい情報と私は感じます。
その大学にとって良い情報しか書いていない大学案内を読んで,もっとパンチのある情報がほしいな,とか実際どうなの?この大学,なんて思ったときに読むと良いかと思います。受験生に限らず,1・2年生にも読んで欲しいですね。
どうか受験生の皆さんは,志望大学の表面のみ見てほしくないものです。進路のミスマッチが起こりやすいので。オープンキャンパスの参加とか,大学選び本を見るとかして欲しいものです。
(次回予告)
これと合わせて『大学図鑑!2012』(ダイヤモンド社)も購入しましたので,こちらも紹介したいと思います。

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